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クラウドベンダーとは?
世界各地に、大規模なデーターセンターを持ち、膨大なITリソースを確保して、インターネット経由で「必要な時、必要なだけ」のITリソースをオンデマンドで提供する「クラウドコンピューティング」をサービスとして提供する事業者ということになります。
トップベンダー3社
世界的に大きなシェアを握って、クラウドサービスと聞いて連想するのはこの3社じゃないでしょうか?
AmazonとMicrosoftの2社でクラウドサービスの過半数のシェアを握っています。
その成長性はすさまじく、サーバー需要により世界の半導体の供給が逼迫するほど大規模な設備投資が続いています。


AWS (Amazon)

「Amazon」が提供するクラウドサービスです。アマゾンといえば書籍の通販から始まり、ネット通販のガリバーとなった会社ですので、物の流通イメージが強いですが、近年では利益の過半をクラウドサービスの収益で上げているようです。
世界で最も利用されているクラウドサービスであり、圧倒的サービスが豊富なのが特徴です。
自社のショッピングサイトだけで無く、永年多くの企業の要望で開発提供された多くのサービスがあり、AWSで構築出来ない物はない!と思わせる充実ぶりです。
セキュリティのレベルも高く、金融、軍事など特にセキュリティを求められる用途においても利用されています。
また、今後も様々なサービスが追加提供されていくのでしょう。
AWSは規模の拡大と共にスケールメリットを生かしたコスト競争力をサービス価格に還元し、過去数十回に渡り値下げを行っており、ユーザ拡大に貢献してきました。
利用が一番多く、歴史も古いので、AWSを扱える技術者の数やサポートする会社も多く、サポートに関する書籍や情報なども一番豊富です。
Azure (Microsoft)

Microsoft社の提供するクラウドサービスが、「Azure」です。
最大の特徴はMicrosoft社の製品郡と相性の良さ、というか連携のしやすさです。
仕事上で使用するオフィス関連ソフトは、WordやExcelなどのMicrosoft社製品が圧倒的多く、Office365などのクラウド版オフィスソフトとの連携は抜群です。
既存の社内システムもWindowsサーバー上に構築されているケースは多く、オンプレミスからクラウドへの移行や、オンプレミスとクラウドの併用などのケースでは、Azureを利用するのが最もスムーズです。
私たちの様な、インターネットインフラに関わってきた技術者としては、インターネットサーバーとしてMicrosoft製品はあまり使いませんが、社内システムとの連携やクラウド化となると話は別で、そういう分野ではAzureイチオシといっても良いでしょう。
Google Cloud (Google)
検索エンジンで最も使われるgoogleが提供するクラウドサービスです。

Google Map、Google Earth、Gmail、Google DriveなどのITインフラやビッグデータと分析する為のAIなどに強みがあります。
Googleのサービスの様に、多くのデータを収集して、そこからの分析やサービス提供を考える場合にはGoogle Cloudは強力なプラットフォームになります。
クラウド利用契約の2つのパターン
クラウド利用にあたっては、AWSなどのクラウドベンダーに直接利用申込をするケースと、何らかのサポートや再販を行う企業経由で利用する2つのパターンがあります。
AWSでは、大口ユーザがAWSに大量にインフラの予約を行うことによりAWSの利用価格の大幅割引を受け、それを小口(?)に再販する(請求代行サービス)という形を取ることによりAWS直接利用よりも割引価格で利用出来るサービスがあります。
クラウド利用の場合には、どうしても自分では解決できない問題や、利用上のノウハウの不足などの問題が出てきますので、何らかのサポートが必要でしょう。ですので、クラウドの利用料金にばかり目を奪われること無く、サポートの内容で判断するのが賢明と思われます。
クラウド利用の支援・サポートを提供している会社で、ある程度大きな規模で名も知られた会社となると、その顧客の中心は「大企業」「相当な規模のシステム」という事になります。そして、それらの大規模システム構築・運用では重要なノウハウと人材を確保していると言えます。
しかし、大規模システムに対応した人材とノウハウも、零細企業や、システム担当者が居ない、あるいはひとりで面倒を見ているケースなどでは、ノウハウが生きるというよりもそのコストがかかる点が利用者側からは問題となるでしょう。
中小・零細企業においてクラウド利用のサポートを受ける場合には、小回りが利き、固定費の安く済む適切な規模のサポート・支援企業を選択する事が重要です。


